猫が出てくる漫画、もしくは動物漫画に弱い私です。
そんで先日とある方に猫漫画を紹介してもらい
「たわら猫とまちがい人生」という漫画に出会った。
お話の流れとしてはインディーズミュージシャンの緑髪の女の子が尋常じゃないぐらい太った猫を拾って、もう大変!っていうお話です。
猫漫画っていうジャンルは猫とその飼い主のキャラクターのパワーが魅力的じゃないと面白い漫画にならない! そういう意味でこの漫画は究極に近いところがある。
緑髪の女の子「沼田ことり」は団地に一人暮らしでスーパーのバイトで生計を立てながら作曲活動をしている。
個人的にこういう鬱屈しているけども頑張って生きてるキャラは良いなぁーと思います。そんな女の子が俵のようなでかい猫と共同生活するわけです。
そんでこの「たわら猫」というのもすごい。
すごいオデブちゃんな猫なんですが食い意地がすごい!
主人公と良く食べ物の取り合いをします!
個人的に「たわら猫」と悪戦苦闘している「ことりちゃん」を見てるだけでも十分面白い漫画なんです。
食べ物を動物と卑しく取り合う姿って何でこんなにも面白いんだろう。こういうのってよくあるパターンなんですが、僕はそういう展開がくる度にニヤニヤしながら読んでしまいます。
勿論、登場人物は回を重ねるごとに増えて行きます。団地に住まうおばさんから、友人、知人、色々と濃い人達が沢山でてきてすごく面白い。合コンにたわら猫を連れいってとんでもない大騒動になったりハチャメチャ展開も多いです。読んでいて飽きない漫画ってのは素晴らしい。
合コンの「さしすせそ」とか懐かしい。
この悪魔の「さしすせそ」は男が勘違いするメソッドであり
女子の広辞苑に乗せるべきだろうな。
と、まあ色々とネタが尽きない漫画である。
でも、実は読んでいて本質的な面白さってのが実は見えてこない漫画でもあるんですよね。というよりは、私この漫画が何でこんなに面白いと感じるのか? そこが実は読んだ今でも掴めてない。だからこそ個人的にすごい漫画だと感じる。
理由を自分の中で明確に出来ないけども、面白いとかすごいと感じる作品ってのは世の中に結構ある。なんとなくビビットくる感じですな。
なんかそういう感じを久しぶりに思い出せてくれた漫画がこの「たわら猫とまちがい人生」という漫画なんですね。
こういう素晴らしい作品にはもっと光があたって欲しいなぁー
と思います。
オススメです!