今週、田中君のけだるけ11話を見てたんですね。
アニメ作中では文化祭をやることになり出し物はお化け屋敷という展開。
よくある話ですよ。
僕は今期のアニメで「田中くんはいつもけだるげ」が結構好きなのですが、ホラーというジャンルがどうにも苦手なのですね。
いえ、苦手というよりも、嫌悪の対象にある存在のような気がします。
何故ならホラーというジャンルは人を脅かしてやろうという性質のものだからである。
人を脅かしてやるという行為は悪い行為だし、脅かされる当事者だって脅かされたらムカツクだろいうというのが僕の考え方の一つにあるからです。
んで、お化け屋敷とか、ホラー的なジャンルのものって、脅かしてやる側がお金をとって、脅かされる側がお金を払うという図式なわけですよ。
個人的には迷惑をかけられ、お金までとられるというホラーというジャンル。これはまことに許しがたいと思うわけですよ。
理解に苦しみます。
人は何故にホラーというジャンルにお金を払うのだろうか?
ビックリさせられ、お金まで取られて嬉しがる。
ならず者にお金を脅し取られるに近い行為に感じる。
それに対して面白いと思うなんて人間は異常な脳の構造をしているとしか思えんのですよ。
少数のドM体質のほんまもんな好事家連中が嬉々としてびびらされることに楽しみを見出すというのなら分からんでもないのだが、一般的に大衆に多く受け入れられているのがほんとうに謎である。
言うならば、他人から嫌がらせを受けているのにもかかわらず、お金を払わないといけないというお化け屋敷は言うにもれず最悪の出し物だと感じる。
まあ、でもお化け屋敷は行きたい人がいけばいいわけで、僕の理解が得られようがなんだろうがどうでもいいだろう。
だけども、僕はホラーというジャンルがそもそも大嫌いなんだ。
僕にとってホラーというジャンルは本当に理解に苦しむジャンルなのである。
例えば、ゾンビ映画にしろ、幽霊映画にしろだ。
怖いと感じる心を刺激されるのを喜ぶ人がいるのはやはり変だと感じる。
ホラー好きの人のなかには他人が恐怖に脅えたりする姿を楽しむという人もいたりする。自分ではなく、他人が叫んだり、恐怖したりしているリアクションを眺めて楽しみを見出すなんてとんでもないことだよ。人間かお前ら? 血は何色だ!? 緑か黄色なんじゃねーのと思わずにはいられない。
他人の恐怖する姿に愉悦を感じるなんて。どう考えても品性が下劣でありキモイと感じるので、そういう人間は刑務所に入って隔離して欲しい。そういう品性の人間はフィクションの世界の住民だけで十分なのである。現実の世界にはいてほしくないのである。一般の社会にいて欲しい存在ではない。許される存在じゃない。まさに犯罪者予備軍だろう。
人が怖がったり、苦しんでいる姿を嬉々として自分の喜びに変換できる脳の構造を持った人は害悪だし、そういう人の性格はやはりどこか歪んでいると感じる。
日常にない非日常性に面白みを見出すという意味でホラーというジャンルは合致するジャンルではあるが、個人的にはその非日常性はマイナス方向にある娯楽ジャンルであることは否定できない。即刻廃止するべきであるとまでは言わないが、他人に強制したり無理強いするのは良くない。運動の苦手な人に運動をすすめるようなもんである。
ホラーというのはようするに、恐怖や嫌悪の感情の引き出しをあけるためにあるような娯楽ジャンルである。
なので個人的にはホラーなジャンルが嬉々として好きな人は人間的にマイナスな感情をより好む傾向性がある。
ようするに、人間的に嫌な奴、糞な奴ほどホラーが好きな奴が多いのではないだろうか? そして、他人にホラーを勧めてびびる姿を眺めて嬉々とする連中は最悪な部類な人間だと断定して間違いないだろう。
だから、最近はホラーというジャンルが好きな奴には近寄らないようにしている。
勿論、ホラーが好きだとか、人が恐怖する姿を見るのが好きだというのは、個人各々が持つ、側面的なものであり、それだけでその人の人格全てを否定するのは愚かなことではあるが、僕にとっては「ホラーが好きです」という人は「ゴキブリが部屋の中にいても平気です!」と言う人と同じようなものなので、どうにもついていけないのである。
だから、僕はホラーというジャンルが理解できないのである。
以上
ちなみにまったく関係ない話だが「田中くんはいつもけだるげ」というタイトルを「田中君はけだるげ」とよく間違って言ってしまうことが多い。関係ないけどね!