ねここねの思考手記

主にアニメ系 漫画系 らのべ系のサブカル系が中心です

人材派遣会社の中抜き構造をどうにかしたい ピンはねは違法だけども合法的ピンはねは違法じゃないというのをどうにかしたい 是正するためにご助言お願いしたします。

 

 どうも、久しぶりの投稿となります。

 日本経済アニメジャーナリストの私です。

 この記事は派遣会社に登録して就業してない方にはピンとこないかもしれません。

 大企業や国家公務員で正社員としてお勤めな方には無縁な話かもしれません。

 搾取する側の派遣会社の方にも無縁な話です。

 奴隷商人は良い商売だと思う人はブラウザバックお勧めします。

 

 変な前置きでしたが話を戻します。

 

 皆さんは人材派遣会社というものをご存知でしょうか?

 ご存知ない?

 それはそれは、さぞ縁遠き場所におられる御仁なのでしょう。

 ブラウザバックお勧めします。

 

 この世の中には人材派遣会社という人間を紹介してお金儲けする集団がいるのです。

 ただ、法律的に厳密にいけば駄目なんだけども合法です。

 本当は駄目なんだけども合法です。

 

 人を紹介してお金儲けしたら駄目だけども、特例として合法な範囲でやってくださいね! というのが人材派遣会社です。

 

 合法か違法かの議論はどうでもいいです。

 

 人材派遣会社は人を仲介してお金儲けをしている集団です。

 これは実態として事実です。

 そうじゃないのもあるよと仰られるのは自由です。

 そうじゃないと思う人も自由です。

 

 だけど!

 人材派遣会社は奴隷商人と変わらない!

 人材派遣に登録している人間は奴隷です。

 奴隷の扱われ方は時代は違えど、色々です。

 人材派遣会社に登録している人間は商品です。

 

 なので、人材派遣会社は奴隷商人の集まりです。

 

 人材派遣会社 = 奴隷商人

 

 この前提知識で話を進めます。

 

 不快な方はここでブラウザバックしましょう。

 

 では次に話を展開します。

 

 人材派遣会社といっても色々あります。

 

テンプスタッフ
スタッフサービス
アデコ
リクルートスタッフィング
・パソナ
マンパワー
・ヒューマンリソシア

 

 人材派遣会社ランキングと入力して検索すればこんな感じでヒットするでしょう。

 

 人材派遣会社って何やってんの?

 

 自分の会社で人を雇って他人の会社で人を働かせる商売です。

 

 猫商事という会社がある。

 猫商事は労働者が欲しいと思った。

 犬商事という会社がある。

 犬商事から猫商事に労働者を貸し出すことにした。

 猫商事に貸し出された犬商事の犬労働者は猫商事の言うことを聞いて猫商事のための仕事をしないといけない。仕事しないと犬商事から犬はお金もらえないから。

 そして、犬商事は猫商事から犬を提供してもらった分のお金を受け取るのである。

 

 猫商事 金を支払う   ⇒ 犬商事が中抜き ⇒ 犬

 猫商事 2万円支払う ⇒ 犬商事 2万円から1万中抜き ⇒ 犬は1万円もらう。

 

 露骨にかけばこんな感じかな。

 

 うーむ

 文章にすると複雑である。

 

 犬の労働が2万円の価値を生むとする。

 犬商事は犬を紹介する代わりに猫商事に2万円の価値のうち1万円よこせと言う。

 犬に支払われるお金は1万円である。

 

 これが中抜きというやつである。

 派遣業界では紹介マージンとか、仲介マージンとか色々と呼び方はあるが、まあ呼び方はどうでもいいです。

 

 労働者にとっては不都合なシステムが派遣システムである。

 勿論、不都合なシステムは金銭的な面だけではないが、労働者が不都合な分だけ企業にはメリットが結構あったりするから人材派遣という商売は儲かるのである。

 

 だけども、金銭的には不幸な人から搾取するシステムである。

 色々、見方や立場が違えば色々な意見はあるだろうが、労働者で自分の労働の価値を向上させようとする人間からすれば不都合で厳しいシステムが派遣システムである。

 

 

 そして、これはイントロである。

 人材派遣会社は人を斡旋して商売をしている。

 それが実態である。

 だけども、法律的には合法である。

 色々細かいことを言えばグレーだったり、それは違法、これは合法とかあるんですが、細かいことはいいです。

 

 合法的に人材派遣会社は奴隷商人という商売やっているのですよ。

 これが現実です。

 

 派遣された社員が優秀であればあるほど、人材派遣会社は笑うわけである。

 いや、笑うかどうかは人材派遣会社の経営者、そこに勤める労働者ごとに違うだろうと思うのでどうでもいい。

 

 

 私はこの奴隷商人システムが最近は酷すぎると思う。

 そういう局面にたちうことになりビックリした。

 驚愕した。

 中抜きってレベルじゃねーぞという中抜き現場みてしまった。

 

 300億円レベルの中抜き現象を見てしまった。

 

 先ほど、あげた例はましである。

 猫商事が犬商事を通して犬を一匹都合してもらっただけである。

 1社しか中抜きが生じてない。

 派遣の中ではまだマシである。

 いや、良心的であろう。

 

 

 最近、儲かってるなーと思われる派遣会社。

 グループとして色々と多角経営してたりする。

 その実態は酷かった。

 酷すぎる中抜きを平気でやってたりする。

 何処の会社とは言わないが!

 ランキング上位の会社であるとも断定しないです。

 

 しかし、多重中抜きをしまくってる会社は存在する。

 

 

 人材派遣会社が人を派遣する

 これはまだ良い。個人的にはこれもNGだが、まあ良いことにしておく。

 

 それよりもやばい儲けの出し方が現実に存在する。

 

 もっとえげつなくやばいことがある。

 人材派遣会社が業務委託を受けて仕事をする。

 これがヤバイ!

 やばいくらいやばい!

 中抜きがえげつない。

 

 大手の人材派遣会社はグループとして人材派遣会社を持っているのである。

 

 例えば、

 派遣会社ホールディングスという会社がある

 派遣会社ホールディングスは派遣会社を10社くらい持つ

 巨大人材派遣会社組織だったりする。

 

 要するに

 派遣会社ホールディングスは

 

 犬派遣会社

 猫派遣会社

 猿派遣会社

 馬派遣会社

 鼠派遣会社

 鳥派遣会社

 虎派遣会社

 牛派遣会社

 蛇派遣会社

 羊派遣会社

 

 10社を傘下に収めている状況があったりする。

 で、法律で人材派遣の二重派遣というのは認められていない。

 なので、人材派遣として合法なのは会社を1つ経由してマージンを搾取するだけが実は限界なんだ。

 

 だけども、業務委託という手段をとるとどれだけでも中抜きできるという、抜け穴があったりする。

 

 

 例えば、私が犬派遣会社に羊が欲しいと言う。

 犬派遣会社には羊がいないが、羊の労働力を紹介できる心当たりはある。

 なので、私に対して羊の労働力を必要としている仕事を犬派遣会社にくれと交渉してきたりする。

 私としては、羊がやってくれる労働をしてくれるのであれば問題ないのでお願いするのである。

 

 犬派遣会社は私から業務委託を受けるわけだ。

 でも、犬派遣会社に羊はいない。

 なのでグループの羊派遣会社に仕事を投げるのである。

 業務委託の再委託である。

 

 私から犬派遣会社→羊派遣会社→羊労働者

 という中抜きを合法的に行われてたりする。

 

 そして、最近見てもっとも酷かったのは

 

 

 私が仕事発注

 ↓ 

 犬派遣会社

 ↓ 中抜き   業務委託

 猫派遣会社

 ↓ 中抜き   再委託

 猿派遣会社

 ↓ 中抜き   再々委託

 馬派遣会社

 ↓ 中抜き   再再再委託

 羊派遣会社

 ↓ 中抜き  再再再再委託

 

 羊の労働者(50匹くらい)

 

 のような

 5段階中抜きという現実を見てしまった。

 いや、もっと酷いのは10段階中抜きとかあるんだろうけども、これは酷いを通り越してると思う。

 

 

 いくら、雇用の調整弁として機能しているからといっても、中抜き構造をなんでもかんでも許していくのはいかがなものかと思う。

 

 業務委託や請負というものを再委託できない法律があったら中抜きが一次で防げるんですが、それだと社会は廻らないし、お金も廻らないらしいがいらないところに廻すより効率よく廻すんだったら再委託は禁止にするべきだろう!

 

 そんなことを思う。

 今日この頃である。

 

 というわけで、奴隷商人のゲームでもやろうかと思っている・・・・・・。

 

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