旧GONZOが生み出した奇跡的面白さの神アニメ! それが、ラストエグザイルなのだ! 何がそんなに奇跡と問われると最近の人には分かりづらいかもしれないんだけど、まずは10年以上も前にとんでもないクオリティの作画で、26話走り続けたことが一番の奇跡なんです。当時リアルタイムで観てた時は毎週ビックラこいたものである。
まあ、そんな昔話はおいて置き、ジャンルを説明するとだね。スチームバンクって奴だな。スチームバンクってのは、SF要素と歴史改変要素を組み合わせたジャンルのことなんだけど、こいうアニメは独特の世界感を出していることが多いから世界感だけでも勝負できたりする、このアニメはそれだけじゃない! キャラもストーリーも最高のモノが用意されてるだけに、今も語り継がれるアニメとなっているのである。 以下いつも通り作品解説に移ります。
空と大地が織り成す超文明と壮大な物語
プレステールという大地に2大国が存在し、それぞれの主張の違いから対立している世界。その世界にギルドという超組織が存在し、2大国に技術提供し調停役を果たすことで世界は安定して生活が出来ると思い込まされている世界観。
つまり、世界は2国しかないんだけど、その上に神様みたいな組織があって、いいように2国が争いを繰り返すように仕組まれてる世界。そんで、そのギルドっていう超組織のおかげで空を自由に飛べる機械の技術が確立されててその技術を使って人々は生活している世界と想像してくれると理解し易いかもしれません。
当然ながら、いいように2国はギルドに操られているので、庶民は普通に食べていくだけでも大変、水すらも高値で取引されるそんな世界。子供だって働かないと食っていくのが厳しい世界なのです。
そんな世界で毎日の食べるものもそこそこに暮らす男女、クラウスとラヴィ、二人は空を飛べる機械、ヴァンシップ を操り、運び屋として生計を立て毎日を懸命に生きていた。だがある事件をきっかけにクラウスとラヴィの元に数奇な依頼が舞い込むことになる。
数奇な依頼をきっかけに、クラウスとラヴィはさまざまなトラブルに巻き込まれ、やがて、世界の謎を解き明かしていく。
その他、魅力的で個性的な一癖も二癖もあるキャラも多く、更に素晴らしく練りこまれたストーリーは観るものをラストエグザイルの世界に引き込むことこのうえなしな訳ですよ。まあネタバレが過ぎるとやっぱり見てない人にはあれなんで、この辺で今回も解説を終わります。
このアニメを観て得られるであろう事柄。
お腹が減って、眠れないことは体験しないと分からないという事実。
村田蓮爾さんのキャラデザはやっぱり最高だわと思う心。
整備班の個性は他のアニメの追随を許さない。
逆走のゴライアスという単語を新しく習得できる。
タチアナ隊長に惚れる人間続出。
最終的に目から1番水が流れることを教えてくれる。
そして、このアニメ。LAST EXILE(ラストエグザイル)を見ることで、アニメってこんなに面白いものなんだと改めて思わされます。時代がいくら流れても失わない価値があるということ教えてくれる。そんな神アニメだと思います。
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