ねここねの思考手記

主にアニメ系 漫画系 らのべ系のサブカル系が中心です

面白いギャグ漫画のお話をしながら「ぐらんぶる」と「秋津」というギャグ漫画を紹介する

 

 突然なんだけども、僕はギャグ漫画好きでねぇ。三度の飯よりギャグマンガを読んでいる時期があったような気がする。そんで、僕的にはギャグ漫画=絵が下手! 絵が下手だからギャグが面白いとか、絵が上手なギャグ漫画は逆に駄目だとかわけの分からない法則を信じていた・・・・・・。

 

 だが、絵が上手だけども爆笑してしまう漫画なんてのはいっぱいある。

 最近読んで笑えて絵が上手い漫画っていったら「ぐらんぶる」

ぐらんぶる(5) (アフタヌーンコミックス)

 これは絵が上手いし、女の子は可愛いし、エロもあざとくない。アニメでもラノベでも人気であるバカとテストと召喚獣の作者である井上堅二さんと、魅力的な原作をよりすごいものに昇華させる天才、吉岡公威さんの奇跡の合作である。多分、ジャケ買いしてもっとも後悔しない作品の一つに入るだろうな。ギャグは定番の顔芸も多いが、それがまた絶妙なんですよ。

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 ベタなギャグなんだけども、この漫画は非常に勢いとノリが良いので声を出して笑うことが多い、ただ僕はこの漫画をギャグ漫画だと思っているのだけども、人によってはギャグ漫画ではなくて、青春変態大学サークルものであり、ギャグ漫画としては認めないとか言う人もいるわけですよ。え? って思うがそういう人もいる。まあ、僕は表紙を見てこれがギャグ漫画であるなんてのは一切思わないけどね。表紙だけならどっちかと言うと、涼風とかそっち系の恋愛青春ものかなと思ってしまう。でも実際読んでみると、これは僕にとっては純然としたギャグ漫画なんですよね。 ということで一つ目は「ぐらんぶる」

 次の漫画を紹介する前にギャグ漫画の定義っての一回やっとこうか。

 

 というわけで今回はギャグ漫画業界きってのクズキャラである河井星矢先生のラーメンの定義からギャグ漫画の定義にまで話を広げたい!

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「汁にメンが入ってるもの」をラーメンだと定義できるなら、「読んで笑える漫画」もギャグ漫画として定義していいんじゃないかな。そんなことを僕は思ったりするわけですよ。汁にメンが入ってるからラーメンなんじゃい! って言うのは ラーメン発見伝西遊記の芹沢師匠も恐れぬ発言ではあるんだけどね。

 

 でも僕からしたらラーメン発見伝もギャグ漫画なんですよね。

 

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 こんな台詞を言われたら絶対笑うわw。まあ、勿論ながらその後に続く論理や有難いお話がラーメン発見伝の魅力でもあるんですけども、ラーメン発見伝は僕にとっては笑える漫画ですよ! だからギャグ漫画なんですよね。でも、人によってはこの漫画は経営とかラーメン業界とかコンサルに通じるライフハック漫画にもなりえるんです。そっちの意味で面白いと言ってる人の方が多いかな。

 

 じゃあ、じゃあ純粋なギャグ漫画っていったら何になんだろうね? 個人的にはギャグ漫画で人は死なない。燃えても、吹っ飛んでも、身体が細切れになっても人が死んだりしないのがギャグ漫画であったりすると思う。だけども、地獄甲子園とかいう、狂気と凶器が全部揃ってるギャグ漫画があったりする。難しい。ギャグ漫画の線引きはってのは実は難しい!

 

 代表的なギャグ漫画で言えば、行け 稲中卓球部、行け 南国アイスホッケー部、行け!男子高校演劇部は漫画じゃないけども、どれも基本的にセクハラ紛いな下ネタが多い。恋愛的方面もギャグで済ますことが多いし、主人公キャラがモテナイ嫉妬心(前野)から恋愛に対して否定的であることも多い。

 

 うーん、やはりギャグ漫画の定義っての難しい。

 

 というわけで

「笑えればギャグ漫画ってことでもういいと思う」

 なので、

「秋津」を紹介しておく!

秋津 1<秋津> (ビームコミックス(ハルタ))

 これは 漫画家マンガってやつなんですが、非常にギャグに特化したのが秋津かなぁーと僕は思う。ギャグというか酷い目に合うというか、因果応報というか・・・・・・。「秋津」というキャラのリアルな異常性がとても笑える、なんというか、酷い父親を持つ子供の達観した描写も非常に面白い。ろくでなしな親父「秋津」のリアルな駄目さというやつなのかな。駄目人間なんだけど憎めないキャラの秋津に僕はもう夢中。それに言ってることも理解できなくはなくて思わず納得させられる場面もあるので、この漫画は本当に夢中で読んでしまう。稲中とか好きな人はこの漫画は要チェックでしょうね。

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  この秋津という漫画!

 是非ともチェックしておいてチェキラ!