女性はBLが好きだ。
女性はホモが好きだ。
女性はゲイが大好きだ。
それを象徴するかのように今日も今日とてオタク女子、腐女子は池袋の乙女ロードに集合する。個人的にはそれはそれで良いのですが、個人的には長年の謎なんですよね。
乙女はなんでそんなにBLが好きなんだ?
女子はなんでそんなにゲイが好きなんだ?
姉様はなんでそんなにホモが好きなんだ?
謎である。
一説によればボーイズラブの経済効果は200億円以上の市場と言われている。
成程、ゲイやホモには大きな市場価値があるようだ。
そもそもBLって何? って問われるとこれが奥が深いのだ。
単純に男同士がちちくりあうこと事態をボーイズラブを指すこともあるが、実態は細分化されている。そこにまで、詳しく突っ込む気はないが。僕は二次元的側面から突っ込んで考えていきたい。
僕の古い記憶でボーイズラブが確認されたのは。
その他、男同士の友情、努力、勝利を展開する作品には必ずと行って良いほどにボーイズラブがつきまとう。私が幼き頃にキャプテン翼を胸熱に読んでいたころに、腐女子連中はせっせと、違うベクトルでお熱いお楽しみを見出していている。
姉さま達は本当にすごい想像力を発揮して私とは別ベクトルで二次元を遊びつくし、弄りたおしているわけですよ。
僕がスラムダンクに熱さを感じてる、その隣で腐女子は別ベクトルで妄想繰り返す。
僕がるろうに剣心で「師匠カッケー」とか言ってる横で、師匠に別の意味で攻められる剣心を想像する女子がわんさかいるわけです。
ガンダムの人気が爆発するかどうすら、腐女子の妄想カップリン性を刺激してその圧倒的な戦力増強と支援がないことには立ち行かない。
いや、もはやBLを刺激しない二次元等に未来はない。そう思えるくらいに、ボーイズ・ラブは社会に浸透している。それを気持ち悪いとかどうとか感じるわけでもないし、悪いともなんとも思ってないので、それは勘違いしないでほしい。
ところで、女子は甲子園やプロ野球選手が好きだったりする。格闘技を見るのも好きだったりもする。強い男に憧れたりしているわけではないのだ。そこにBL性があるからである。
腐女子は我々、ノーマル二次元男子と異なるベクトルで様々な妄想をする。執着する。カップリングするのである。もはや、2次元も3次元もない。BLの魔手は至るところに存在する。
そんな、BLの魔手から守護をせねばと思わないでもないのだが、オタクになろうと思ってオタクになる奴がいないのと同じで、BLになろうと思ってなる腐女子もいないのである。気がついたらなってるのである。
好きなことを追い求めた結果なんですよね。
コスプレ好きがいつものまにか、コスプレを好きになるように、BL好きもまた、気がついたらカップリングの妄執にとりつかれる。
色々と述べたが、私は女子が何故BLを好きなのか?
腐女子諸君とはなんなのか?
疑問に思うわけです。
なので、その根源を探るわけですよ。
それを言い出すと風と木の詩とかの話になるわけですよ。
これに登場するジルベール君とかいう美少年が色々な男性に性的な悪戯とかされちゃうわけですよ。父親に悪戯される美少年。なんとも背徳的な展開である。なるほどな、ベルセルクのガッツの幼年時代にもそんなエピソードあったな。成る程、ベルセルクにも腐女子の魔手が伸びてる理由がこれで説明がつくわなと思ったりもした。
女性の心は男性からすると複雑怪奇です。女性側から見れば男性もそうなのかもしれません。女性は男性を嫌悪します。割合的に、男性が女性を嫌悪する率よりも、女性が男性を嫌悪する率の方が高いと言われています。
男性が恋愛対象とする女性が女性の8割以上とすると、女性が男性を恋愛対象にするのには2割程であるとのこと。基本的に男性側から女性にいいよって行くというスタンスと、アイドルを追っかける女性の層を考えると、そういうもんなんだなーと思わされる。女性は女性に人気のある男性を好きになるという傾向性も認められているとかなんとか。
話がそれた。
女性がBLを好きなのは何故か?
腐女子はどこから来て何処に行くのか?
というところなんですよ。
男性にも性欲があるように、女性にもしっかりと性欲があります。
しかし、女性は男性が思っているよりも臆病です。気軽にフリーセックスなんて出来る豪傑女子は少ない。男子も昨今は弱体化の一途を辿っていますがね。でも、性欲があるわけです。好きな人に触れたり、愛を囁かれたい、でも、それだけじゃ嫌、その過程で障害やトラブルにあったり、好きになっていけないという繊細な機微が大事だったりします。
そこで、BLなんですね。
ボーイズ・ラブには必ず役割が存在します。攻めと受けですね。男子×男子なんだけども、どっちかがゲイ役とノンケ役で別れているわけです。ノンケってのは異性愛者のことです、その気がないて意味っすよ。
ボーイズ・ラブの三大要素に
孕まない、生理がない、処女でも気持ちい
という要素がある。
女性にとって性欲はあっても、
妊娠はリスクである要素はいなめないし、生理は基本的に辛い、でもセックスに対して気持ちよくなりたい願望ってのはどうしてもある。
言ってみれば、ボーイズ・ラブは女性にとってコストパフォーマンスの良い性処理道具になりうるわけですよ。女性だってムラムラしたいんですね。でも、リスクはおかしくたくないし、男の異物を自分に突っ込まれる恐怖というのにもいささか抵抗があるのです。処女膜というものが全力でその証拠ですね。膜を破られる恐怖なんて二次元の世界でも知りたくない、自分と重ねたくないんです。いや、まあ、破られることが気持ちいいと思える妄想を抱ける腐女子も多数いるので、全体とは言い難いがね。
リスクなく、痛みもなく、気持ちい世界が基本的にボーイズ・ラブである。
自分とキャラを重ね合せるのではなく、自分はそれを見る傍観者であるというスタイルですな。噂話が好きという女性の特徴をものすごくついているジャンルなんだなと改めて思う。女性は共感性が強いが、深く知りたいが自分のことでない方がいいという思考回路が目立つ。
単純にBLは女性にとって性欲を満たすためのコストパフォーマンスが良いのである。オイラ男子達がエロ本とか買うのと大差ないことなんであるわけだ。
僕の中では女性の性欲が根源となって顕在化したのがBLという文化だと思うのですが、腐女子の方々は常によく言います。そんなことに理由はない! ないんだと言い張ります。性的な気持ちがないわけではないが、そうではないと言うのです。好きだから好きなんだ。それを本能からの衝動だといい加減気づいて欲しい。そして、BLという精神性は性欲を媒介していると認めるべきだと私は思う。食欲からBL的な思想になるのか? 睡眠欲からBL思想になるのか? レアケース過ぎるだろう。無理がある。
人間は本能、遺伝子的な要素で好き嫌い、向き不向きがある。生まれつき足が早く走れるような身体に発達する人間、聴覚の優れた人間、頭の良い人間。嗅覚の優れた人間、勿論、人間はフレキシブルだから環境次第で補正が働いていくわけだが。
精神的な活動は生殖本能の複雑な変化による顕在化だと私は思う。お腹が減ったら飯を食う食欲。好物を食べながら勃起する奴もいる。睡眠しながら勃起する奴もいる。ムラムラして勃起するやつなんて山程いる。
好き嫌いなんて、本能に近いところにある。
それが何処から来る?
食欲からBLになるのか?
睡眠欲からBLになるのか?
性欲を根源としないとBLにならんだろうが!
とか思うわけですよ。
そして、近年はまだまだ、BLという文化は進化していく。
性欲はいつの時代も成長産業である。
BLが衰退等するわけがない。
腐女子が減るわけがない。
それはいい。別に悪いことじゃない。妄想大好き女子が増えることは二次元業界にとっては好都合だし、僕にとっても好都合である。
しかし、何処に行くのか?
何処からきたなら、何処に行くのかか気になるところである。
BLは何処に行くのか?
腐女子は何処行くのか?
人間の性欲がBL生んだ。
ということは、新たなるものが誕生するべきなのだが、
現状はBLが腐女子を産み、腐男子を産む、そして腐女子と腐男子がまた、BLを生むという無限ループが発生しているのである。
その中で、派閥が生まれている。
性欲を肯定するBL原理主義派派閥と性欲を否定するBL非原理主義派閥である。
人間は上っ面を気にして色々と主張するものだから、それはそれでいいのだが。
私はBLは性欲肯定するBL原理主義に一票入れたいな。
そして、BLはきっとこの先も何処ににも行かない、多数の乙女と少数の男子達の間で無限ループ繰り返し、新たなるネタに躍起になるだけである。
オタクとアニメの無限とループと同じなのですよ。
なので、BL好きも、アニヲタも等しく無限ループに嵌まり込んだ子羊のようななものであると主張したい。
そう主張したところで、何かがどう変わるというわけではないすがね。
私の中ではなんだかスッキリしたので良かった。
BL買ってる奴はエロ本買ってる奴って認識でいいのだよ。
それでいいのだ。
エロ本買う奴なんて可愛いもんです。
何も問題がない。
悪くもない。
むしろ良い!
だから、BLは何も問題ないのである。
このまま、順調に発展して行っていい文化である。
それだけは、間違いないと太鼓判をアニヲタの私はする!
以上、エニウェイ!