ねここねの思考手記

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怪獣8号の感想

怪獣8号 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 怪獣8号を読んだので感想を書こうと思った。毎日のように漫画読んでる私ですが感想を残すことがわりと少ない。 漫画読んでもそこまで心を動かされなかったら感想なんてそんなかかなくても良いかなとも思ったりもするんだけど、まあ、今日は時間も少しあったし、何年後にこの感想を振り返るのも良いかもしれないと思って今日は書いておこうかなと思い書くことにした。

 

 怪獣8号は2024年07月13日時点で既刊13巻までてます。結論から言うと、さくさく読める程度には面白い。 かなという感じですね。最初のつかみの部分というか主人公のデティールの部分とかやりたいことがあるのに才能や能力が足りないせいでなりたいものになれなかった中年の悲哀は中年の私のような読者からすると共感できるなと思った。 主人公は怪獣を倒すヒーローになりたくて努力して試験にも挑戦したけど駄目だった。夢破れてもなお人生は続くけど日々の生活を一生懸命やってたらアクシデントで怪獣を食べてしまい理不尽な強さを手に入れてからは俺TUEEEEEだけど怪獣だし隠さなきゃとかなって葛藤するシーンもありがちだけどあり! んで、バトル物の宿命で強敵がガンガンでてきて、それを倒す味方キャラ出てきて敵キャラを利用したり、人が死んだり、肉親が死んだり、友達が危ない目にあったり普遍的でよくあるバトルとよくある戦う理由を提示して物語はすすむわけです。

 

 結局は理不尽に強い敵がでてきて主人公側はこちらは頑張ります! でも頼りは理不尽なトラブルで強さを手に入れた主人公の俺TUEEEでなんとかします! みたいなお話なんですよね。個人的には似たような成分はBLEACH みたいな漫画だなと。

 

 だから結局はどこかでみた展開だなーとか既視感がぶわぶわと目の前に繰り広げられてしまう。だからすぱすぱ読み飛ばしてしまう感じでもある。そうなってくるとふーんそういうことね。はいはい、頑張ってねとなり漫画に没入できなくなるのである。

 漫画というものは、というかアニメも小説もゲームもそうだけど経験値があがってしまうと。目が肥えてしまうと素晴らしい作品すらも正常に判断できなくなるのである。

 若い世代でこの怪獣8号を読んでる読者などの感想をみると。まじに面白い素晴らしいと賞賛の嵐である。これが世代間ギャップか! ついに私も老害漫画おじさんとなってしまったかと思うと悲しくなる。

 

 漫画とは常にフレッシュな気持ちで読みたいものだなと思う今日この頃である!