ねここねの思考手記

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愛別離苦は恵まれた人の特権なのか? いいえ それは債権です

 愛別離苦という言葉がある。

 意味は愛する者との別れる苦しさである。

 愛する者がいる人のみが得られる感情といっていいだろう。

 親か恋人か配偶者か子供か友人かライバルか敵か味方か対象は多岐に渡るであろう。

 

 人は愛する者がいるものは幸せだと。その幸せを失うことがあれば不幸であると。

 恵まれたものは人から愛され愛するという輪廻にいる。だから恵まれているというわけだが愛を失った瞬間にそれは悲しみという負債となってのしかかる。それは幸福から生まれる不幸というやつだろう。

 

 なので、愛別離苦は恵まれた人の特権というわけではないと私は思う。

 人はなんのために生きてるかというのは分からない。

 しかし、目的や目標を持って生きる人間とそうでない人間だと前者の方が充実して楽しく生きていることが多い。しかし、愛別離苦をもって悲しんでいる間に目標や目的としている場所から遠ざかるといえる。それは不幸なことだ。そんなことなら愛するものなどないほうが良いとすら思う人もいるだろう。それも1つの価値観である。 それが良いか悪いかは別として。