【航宙軍士官、冒険者になる】は何故面白いと感じるのだろうか?

この作品を知らない人は沢山いるかもしれない。
異世界転生ものが好きな方々からしたらコミカライズされるほどに有名でもあり、コミカライズが原作を超えて動きだすという稀有な事例の作品である。アニメ化してもいけそうではあるが失敗しそうでもある。いや、まあいいそんな話がしたいんじゃないんだわ。この作品が私の好みでとても面白いと感じることを今日は考えたいのである。
この、【航宙軍士官、冒険者になる】という作品はですな、似てる物をあげるとすると【翠星のガルガンティア】という作品に設定が近いが似て非なるものともいえる。宇宙規模で敵対する化け物と戦っていた人類の軍人が事故により未開の惑星に落ち延びたけど軍事装備や戦闘装備はそれなりに使える程度に残り未開惑星の亡国の姫を助けて行くうちにこの星の人類をいずれくる宇宙からの脅威に対抗できるようにするために文明レベルをあげて教育しなければならないと主人公が遥に進んだテクノロジー利用して魔法文明まで吸収したあげく世界征服をするという壮大なお話なのですね。
まあ、とにかく主人公勢力は無敵な展開が続きます。手足の欠損はナノマシンで治せたり。魔法はこれまでちょっとみたことありませんレベルの強さであり、近接戦闘でも負け無しという文句無く俺TUEEEです。透明化したドローンなのでありあらゆる場所から情報を収集して状況を有利に進めて敵を倒し、盗賊を突き出し功績あげていく。向かうところまったくの敵無し苦労無しで困った人や善人を助けて味方に引き入れていく。およそ異世界俺TUEEEもののテンプレを丁寧に詰めるだけ詰め込んだ作品ともいえるだろう。たどり着いた未開惑星にはギルドがあってランクがあって功績を高めて出生する。みんな驚く。異例の出生を体現し爵位まで賜りそして、独自国家をオーバーテクノロジーで建設して世界征服の準備はちゃくちゃくと進んでいるところが本編なわけです。それが面白いのです。だから不思議なのです。それで面白いならそれでもいいのですが。何故面白いと思うのか気になりだしたら止まらないのが私です。
俺TUEEE系のお話って主人公強い、ヒロインを助ける。みんな主人公大好き。常に主人公が活躍して周囲は凄い凄いと拍手喝采して物語がすすむわけですが。そのような作品はいっぱいあるわけですが、それでも面白いと面白くない。同じ成分だけど好きや嫌いがあるわけです。不思議ですよね。というわけで少し好きな俺TUEEと嫌いな俺TUEE作品をあげでみて検討してみようと思います。
好きな異世界俺TUEEE
無職転生
ライドンキング
科学的に存在するクリーチャー娘
十二国記
猫と竜
理想のヒモ生活
領民0人スタート辺境領主様
辺境の老騎士
幼女戦記
あ、だめだわあげだしたらキリがない。
とりあえず↓が私の異世界系の好き嫌いリスト100選以上かなnekokone.hatenablog.com
まあ、ざっと見返すと。
わりと、系統ジャンルではなくなんとなく好きだし、なんとなく面白いなぁーくらいの感覚で異世界系に手をだしてるのがわかる。特にこれがあるから好きになるという選び方でなにかを好きになるタイプではないようだ。
この【航宙軍士官、冒険者になる】のアランという主人公は毒はナノマシンで無効だし、魔法もナノマシンでイメージするだけで再現できるというわりとナノマシン便りな強さの主人公でもあるのでナノマシンが暴走して自己破壊するようなプログラム攻撃でもしかければ即倒せるのではあるが。まあ未開惑星では現状の心配ないようだ。主人公の俺TUEE設定なんてのは壊そうと思えばいくらでも壊せるのでそこが面白さの肝ではないと私は良く思うのですよね。
なので【航宙軍士官、冒険者になる】このお話がなんで自分が面白く感じたか記憶を辿ると、一番印象的だったのは、お姫様を助けるお話だったのが途中から未来の化け物に備えて星の住人をまるごと教育するために世界征服するぞ! だからこの星を接収するぞ俺は! というよな規模のでかい話になって具体性をもって行動するようなって話の風呂敷がでかくなったことが要因かなーと思わないでもない。昨今は自分が幸せであればそれでいいやという主人公が多いなか、自分の幸せとかよりも優先してやることがあるみたいな主人公のほうが魅力的に映るのかもしれないな。なんというか全人類ために俺が世界を征服して生きる喜びを全ての民に教えたいとかいうことをマジに思い込めるサイコな主人公とそれを可能にする軍事戦闘力。そこにはロマンがあるなぁーと思うのですよ。だからこそこの作品は面白いのかな。読んでない人は一度読んでみるとよいかもです!
以上!
