「ばんばん」 と聞いて貴方は何を想像するだろうか?
「ばんばん?」
「ばんばん!」
「ばんばん! イケるぜー!」
これ実は京都弁なんですよ。
まあ、京都府出身の人、もしくは、実際に京都の若者と触れ合ったコトがある人なら知ってる人もいると思います。
この「ばんばん」というのはですね。大阪弁だと「めっちゃ」「めっさ」とかいう感じの言葉に相当するのです。
「すごい」とか「とても」の京都版とういコトで認識してもらっても良いのですが、京都人はこの「ばんばん」を使いたい病にでもかかっているのかというくらい会話の中に混ぜ込んでくるのです。 というか必要以上に混ぜ込んできます。
例)
「今日はばんばんいい天気だからばんばん俺は元気だけども、貴方はばんばん元気でしょうか? 元気がなくともばんばん頑張っていきましょう! ばんばんw」
まあ、こんな感じ・・・・・・。(少し誇張あり)。
まるで「ばんばん」中毒患者かのようだ・・・・・・。
そして、男女関係なく「ばんばん」という表現は使われます。
とにかく、「ばんばん、痛い」「ばんばん、面白い」「ばんばん、かわ可愛い」「ばんばん、キモイ」とか「ばんばん、へぼい」とか「ばんばん、余裕とか」とにかく「ばんばん」祭りなのが京都人なのです。
これ言い過ぎだろ!
と、思われるかもしれませんが、京都の若者は本気です(特に山科)。
彼彼女達は「ばんばん」から抜け出せないのです。
しかし、何故か大人になるにつれて、「ばんばん」使用頻度は下がるのです。
そして、TVやメディアでは「ばんばん」という表現はあまり出てきません。
もっと、「ばんばん」出せばいいのにと思う昨今です。
そういえば、京都が舞台のアニメ「四畳半神話大系」も「有頂天家族」にも「いなりこんこん恋いろは」にも「響け!ユーフォニアム」にすら「ばんばん」という表現はないようです。
仮にこのてのアニメの中で京都の若者を再現したら 放送25分間に100回は「ばんばん」という表現が使われるでしょう。
しかし、「ばんばん」という言葉を京都から出ると封印するのが京都人。 メディアへの「ばんばん」露出を避けるのが京都風なのだろうか?
彼彼女らは内なるところに「ばんばん」を忍ばせているのである。
貴方の近くに京都出身の人間がいるのなら、「ばんばん?」っと聞いてみよう。
きっと楽しいコトになるはずだ!
ちなみに、京都の若者を馬鹿にしてるワケではないのだけど、この表現は面白いと思うのでほっとけないんですよね。
いちよう、正面から「ばんばん」って言うの変じゃね? って突っ込んだコトがあるのですが、結構ね。ムッとされたというか、なんか、それを変という君が変ってるという感じでしたね。
方言にケチをつけるのは確かに良くないんだけど、何故かメディアや、京都以外の場処で聞くことがないのでやっぱり、どこか京都弁の中でも特殊な部類に入るのが「ばんばん」という方言だと思うんですよね。
なので、京都人のお方! もっと「ばんばんアピールしてはいかがだろうか?」