ねここねの思考手記

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人の欠点を好きになったり、尊重できない関係は破綻する可能性が高い


 この人のああいうところが好き、お金持ちだから好き、容姿端麗だから好き、面白いから好き、身体の相性が良いから好き、運動神経が優れているから好き、人気者だから好き、有名だから好き、他人の長所と呼ばれるところがきっかけで相手のコトが気になったり、気に入ったり、そして好きになるコトは否定できないところだけど、それだけのスポンサーで人間関係を築くとあっという間に破綻する。

 何故ならそれは相手の好きなところが好きなだけで、その人そのモノを好きというワケではないからだ。

 もっといえば、その人の長所というのはその人がもつ一面的な魅力でしかないし、人間は複合的に色々と要素を持っている。

 そして、長所を好きになってその人との関係を継続して行くと、そのうち欠点も見えてくるだろう、長所が欠点となって貴方の目に映る時だってあるはずさ。

 その時にその人の長所が好きで他の欠点に目を瞑るようなコトをしていたら、長所を失った相手に対してその欠点に目を瞑っていた不満がいっきに溢れ出し、関係は破綻するコトは珍しいコトじゃない。

 しかし、相手の長所が好きで、好きで堪らないという気持ちは止めるコトは出来ないのだろう。だからこそ、結婚や離婚の数が後を絶たない。

 もし、相手の駄目なところや、腐ってる部分を好きだというような関係のカップルだったらきっとそうはならない。 

 苦楽を共にして、生涯添い遂げる可能性が高いだろう。

 だから、人を愛したかったら相手の欠点を愛するコトから始めるべきなんだ!

 この人は駄目だと思っても知り合ったからには長い目で見守る姿勢が必要な時もある。長い年月というのは人を良い方向に変える時だってあるし、悪い方向に傾く時だってある。

 それこそ付き合ってみるまで分からないモノだから、こんなコトを考えてもあまり意味がないのかもしれません。

 でも、もし気になる人がいるならば、欠点を愛せる努力をお互いに出来るような関係性が望ましい。

 そんで、「もう、しょうがないなー」とかなんとか言いながらお互いが補えるという関係こそが理想なんだろうなー。

 それが人を好きになるってコトの意味を大きく変えて愛に昇華する。

 ということをこの漫画を読んで思いましたとさ。

働かないふたり 1巻

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