ねここねの思考手記 サブカルミラクルの章

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【漫画】漫画を読むとイラつく俺は恋愛キモイ症候群だった。

 

 恋愛キモイ症候群というものをは存在する。この症状は元リア充リア充を目指したものが挫折することで発症することが極めて多い。恋愛という甘い果実の味を知っているからこそ発祥する病である。軽度、中度、重度と症状様々である。

 

 恋愛キモイ症候群になるクランケはとてもデリケートである。他人の恋愛話を聞くと極端にテンションが下がったり、恋愛漫画を読むと主人公やヒロインの葛藤に対して死ね死ね、心から死んでくれと心を患うのである。

 

 恋愛キモイ症候群にかかった人間が恋愛漫画を読むとどういう思考になるか紹介しよう。

 

 恋愛キモイ症候群にかかった奴が「ヲタクに恋は難しい」を読んだ場合。

ヲタクに恋は難しい (1)

 これを読むと自分の信じていたヲタク像が破壊される。まず、登場人物が美男美女であるところで心が砕かれるし、いきなり仲良く男と女でヲタ話をこそこそしてコミケの話題でワッショイしているという時点で、心の底からこのカップルの死を死神ハデスに派手に願うことを与儀なくされる! 俺の残りの寿命を全部くれてやるから死んで欲しいと思ざる得ないのが恋愛キモイ症候群というふざけた病なのだ。

 

 

 さらに症例を続けよう「恋は雨上がりのように」という作品を読んだらどうなるか?

恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)

 女子高生が一方的に冴えないオッサンに惚れてアプローチするのはまだ許せるが、それを邪魔する障害が許せなくなる。この漫画で言えば女子高生の邪魔をする同僚のコックや同級生を殺さなくてはならん! と思い込むようになる。とにかくオッサンの恋路を邪魔する奴は容赦せんぞコラ! となりその歪んだ気持ちはそのうちこの漫画のオッサン主人公にすら向かう。さっさと押し倒して警察の世話になってファミレスを首になってしまえ! そんなことをこの漫画に思うようになると。自分の心の醜さで自己を押し潰されて死んでしまいたくなるのである恋愛キモイ症候群にかかると恋愛漫画を読むということは自殺に等しい行為であり、恋愛漫画を描く奴らは人殺しとおんなじなんだよ! という意味不明な理屈を持ち出したりする程に心が病む危険な状態になることもしばしばだ。

 

 まだまだ症例はある。

「私がモテてどうすんだ」という作品を読んでも死亡フラグが炸裂する。

私がモテてどうすんだ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

 さて、この漫画は腐女子でデブでモテナイ女子高生が寝ておきたら痩せて実は美少女だったという、だけども腐女子的な趣味趣向を持ったまま美系男子からあれよあれよと言い寄られる話である。恋愛キモイ症候群は基本的に同姓に対して発症する病気なので、この漫画のヒロインは見逃し対象なはずなのだが、群がる男達がこの女を全肯定するさまに、男に対する意味不明幻想を押し付けるんじゃねーと。切れだすのが恋愛キモイ症候群というやっかいな病である。しかし、出来れば死んで欲しいが積極的に殺すほどじゃない。面白いとか面白くないはどうでもいいが、この漫画に関してはまだ比較的心は抉られない。

 

「クズの本懐」とかいう漫画を読んだ時はもう自殺もんだった。

クズの本懐 (2) (ビッグガンガンコミックス)

 

 んっだよこれ! 片恋相手がいるけども叶わないから叶わない美男美女同士でチュパチュパして悲哀気取ってる様はもう我慢ならん! 辛抱たまらん!100万回死ね! と神様に祈りながら指がプルプル、顔は真っ赤になりて鬼の形相となりて世界を呪った。この漫画を読んだことに死ぬほど後悔した。まるで、恋に飢えて死にかけている人間の前で、恋愛っ辛いわーマジに辛いわーって、彼氏彼女の中じゃないけどもイチャイチャしてチュパチュパするパートーナーいるけども、辛いわーとか言う感覚がもう許せんよ! こういう漫画は恋愛キモイ症候群を患った者には辛すぎる。心が本当に壊されるとはこのことである。

 

 

「俺物語」という素晴らしい作品すら恋愛キモイ症候群のおかげで楽しめない。

俺物語!! 11 (マーガレットコミックス)

  くたばれ猛男! ファッキュー武雄と叫ばずにまずはいられなくなる。いや、しかし、猛男いい男だし、凛子もいい女である。共に一途で何の文句もないカップルだが、それだけに許せん!!! ってなるのが恋愛キモイ症候群にかかった人間の特徴でもある。まあ、これが嫌いって言い出す奴は確実に恋愛キモイ症候群のキャリアであることは間違いないだろうな。

 

 

 そんな俺は過去超神作品の「彼氏彼女の事情」にすら怒りを持ち込むほどである。

彼氏彼女の事情 1 (花とゆめコミックス)

  彼氏彼女の事情は俺の青春時代に多大なる影響を与えた作品である。主人公の男は県で1番の学校で1番の成績、そして、その彼女もそれに次ぐ成績。男は恵まれぬ生い立ちのため完璧を目指し、女は見栄のため完璧を目指すが二人が恋愛することで新たな価値観を構築して行く、恋愛の過程で勉強が全てじゃない! という価値観を得るのだが、結局は勉強してない奴は駄目だという結論に終わる漫画である。昔はこの恋愛漫画の展開で一喜一憂してたもんだが、それも過去のこと、恋愛キモイと思ってしまってはもう駄目だこの漫画に出てくる登場人物の恋愛すらもただのリア充自慢としか伝わってこないのである。有馬の父親は有馬の母親を銃殺しようとするしさぁ。確かに有馬の母親は悪い奴で幼児虐待をするような奴だけども、年老いたババになった女ぐらい救ってあげてもいいじゃないか! とか作品の本質と関係ない批判まで持ち出して貶してしまうのが恋愛キモイ症候群にかった人の哀れな習性なのである。

 

 こんな調子だから「バクマン」にすら酷い悪感情を抱く

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

  主人公は人気漫画家で嫁は人気声優で超美人の資産家で、共に夢を叶えて結婚だぁだと! 吐き下がするほどにゲロゲロ展開である。この漫画の主人公二人からいますぐに漫画の才能を奪い去りアメリカのスラム街に手足を縛って放置してしまいたいといった思いにかられる程である。この漫画のせいで僕はいっそうの闇落ちを確信するほどである。恋愛キモイ症候群だけでなく、バクマンムカツキ症候群という違う病気なのかもしれないと思う程にこの漫画が連載されている頃は心が荒んでいた気がする。アニメ化した時は世界が滅びろと願うくらいに呪ったのは懐かしい思い出である。さらに作品としては面白いのを認めざる得ないから余計に腹がたつのだ! 主人公に死ね! 今すぐ死ね! 失敗しろ! そしてぇ挫折しろ! とか思いながらも読んでしまうという自傷行為にも近いことをしてしまう自分に当時は随分悩んだものだ。

 

 

 話は違う漫画に変わるが俺は「ちはやふる」という漫画が好きでねぇー。

ちはやふる(31) (BE・LOVEコミックス)

 その「ちはやふる」という漫画が何故に好きかというと、競技カルタを通した恋愛漫画なはずなのにも関わらず主要キャラの恋愛が全然成就しないところに好感を持ってしまうからなのだよ。しかも、クズで卑怯者という本質を理性で押さえ込んでいる太一というキャラクターが一途な初恋に破れさるというなんとも惨く残酷な展開に俺はこの作者は分かっていると思ったね。いや、まあ勿論ながらこの漫画が持つ熱い競技カルタの世界や勝負に対する考え方、人生論も大好きだがね。だが、ちはやふるが恋愛方向に完全にシフトしないのは、やはりヤングレディ層向けの恋愛系の漫画雑誌BE・LOVEであるからこそなのかしれんな、編集は良く分かってらっしゃるよ! 恋愛キモイ症候群は女性にもキャリアがいるということを。

 

 

 だが、恋愛キモイ症候群にかかっていても許される恋愛系統が存在する。

 それは、最初から恋愛系ではない恋愛話である。

 プールに入るさいに足元からゆっくり使って心臓を慣らすが如くの漫画は恋愛キモイ症候群を患った人間でも比較的安全である。

 

 

 例えば「3月のライオン」のような作品ならば恋愛キモイ症候群にかかった人間でも比較的平気なことが多い。

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

 個人的にはこの漫画はハチミツとクローバー 竹本の生まれ変わりが主人公だと俺は思って読んでるところがある。ハチクロの竹本は良かった。心がピュア過ぎて思いつきで東京から稚内までチャリで行くような奴だった。金はないし才能もないし背も低いし顔も凡庸でいい奴は結局は恋愛レースに勝てない! それを最後までつらぬき通してくれたのが竹本というキャラだ。そんな竹本に才能と実力と金を付与したキャラクターが桐山というキャラであると僕は思っている。こいつが恋愛の一つも成就しなければ俺はもう生きていけないというくらいに悲しいのである。だから3月のライオン」が恋愛方向に行っても僕は大丈夫なのだ。

 

 しかし、それでもやはり、恋愛キモイ症候群は「3月のライオン」にすら余計なバイアスをかけることもやぶさかではない。たまにだが、桐山に弱い立場の人間も酷い奴も両方救ってやれよ! お前にはその甲斐性があるはずだ! と、あり得ないレベルの期待を寄せることがある。

 

 こんなグチャグチャな精神の俺は良くギャグ漫画に逃げる。

 昔は「ラブやん」という漫画に良く逃げたものだ。全ての救いはここにあると言っていいだろう。

ラブやん(9) (アフタヌーンコミックス)

 この漫画の主人公はロリでヲタでプーである。本来なら二次元の嫁としか幸せになる手段を持ち合わせていないような奴の前に奇跡が起きて天使が降臨するのだが、あまりに主人公のスペックが低いのと、ロリという性癖というのが手伝ってか邪魔をして七年もの時間をかけて彼女が出来るようになるというお話である。この作品は恋愛しようという要素が沢山あるのだが、フサさんのようにやばい系のヲタが幸せになるというのは個人的に賛成であるし俺のような奴からすれば全肯定なのである。仮にハーマイオニー 100人とペロペロする夢が叶っても俺はフサさんにだけは心を許すだろう。ラブやんとくっついてフサさんのイチモツに負けるラブやんという展開で少しだけ、ほんの少しだけ俺の心は痛んだがまあ、それでも俺のこの作品に対する愛は不変である。

 

 

 だが、こんな恋愛キモイ症候群にかった俺でも、結ばれて欲しいと思うカップルは存在する。いや、カップル化するかどうかは不明だが トルフィンとグズリーズだけは結ばれて欲しいと思う。 まあ、こういう話をするとまた「ヴィンランド・サガ」の話かと言われるだろうけど。そうだ。

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 トルフィンは俺の認めた戦士だ。そして、戦士であり弱者の気持ちも惨めさも、そして元殺戮者の業を背負う男の中の男である。父親の復讐に取り付かれた戦士時代と復讐の代償と再生の奴隷の時代。その気になれば暴力にものを言わせて好き勝手に生きることが可能なくらい優れた戦士が、争いをやめ、憎しみを捨て、弱者を救済するために命をかける男となった。そんな奴には女の優しさが必要だとおいらは思う。女性の温もりがトルフィンに必要なのだ! そして、それはグズリーズでええと思う。

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  オラはこの展開を見たときに、ああー。やっとトルフィンに春がきたと思ったよ!

 戦士と復讐、無気力と奴隷という冬の青春時代を過ごしたトルフィンにやっと恋愛話が舞い込んだ! よっしゃあー展開である。心から祝福したい男女カップルである。こいつらの恋愛だったら俺の恋愛キモイ症候群はどうやらまったく発生しない。純粋な気持ちで応援できるのだ。だからというわけじゃないが、そういう理由もあってヴィンランド・サガ」が大好きだ。現在連載中の漫画でこれを超える漫画存在しないだろうな。あるなら金払うからその情報を欲しいくらいだ。偽だったら許せんがな。

 

 

 そして、恋愛キモイ症候群にかかった俺でも許せる恋愛とはこんな程度の恋愛話しかないということだ。

 

   俺はそんな大人になっちまったんだなー。悲しいなおい・・・・・・。

 

 

                                   以上。

 

 

 

 最後に・・・・・・。

 

  これは筆者がもっとも重度の恋愛キモイ症候群が発症していた時期のポエムである。あまりにキモイので読み飛ばした方が身の為だが参考までに一応のせておくこととする。

 

 恋愛系が駄目だ! 純愛だろうがドロドロの多角型方だろうがなんだろうが、駄目だ。駄目だ! 駄目なのだ!

 なんか恋愛系の話を聞くとゲロゲロってなってしまう。

 フィクションだろうが、ノン・フィクションだろうが駄目なようだ。

 何故なんだ? 分からないけどもゲロゲロとなってしまうのだ。キモイのだ。

 恋愛で頬を染める連中を見るだけでキモイとすら思ってしまう。吐いてしまう程に!

 あああ、ゲロゲロ! 蛙を眺めているほうが心が安らぐ。

 他人の恋愛見るなんて肥溜めを眺めるよりもゲロゲロな気分だ。

 他人のゲロ以下なのが他人の恋愛話である。

 では自分の恋愛話はどうなのか? それは勿論ながらゲロゲロである。

 思い出すだけでゲロゲロとなる。

 なんであんな汚物のなかの汚物ような悪臭漂う臭い台詞を撒き散らすことが出来たのだろうか? 永遠の謎である。

 若さ故の臭さという奴だろう。加齢した臭さのほうが万倍ましなのである。

 僕のような臭い人間は「君の瞳に映った僕に乾杯! 乾杯!」といってオナっていればいいのに、ひねって臭い台詞を言って女子をベットに誘導してた過去がキモイ。

 なんてキモイのだろうか? 恋愛する奴はとにかくキモイ。恋愛話を聞いてるだけで胸が苦しい寿命が縮むくらい苦しい、そうだ! 恋愛するような奴らは人殺しと同じなんだ。自覚があるならさっさとそのキモイ恋愛をヤメテ俺様にかしずいて謝罪しろ! 恋愛してすいません、許可願えますか? とな。だが、俺は許さんし、許可しない。何故なら恋愛する奴等がキモイからだ。本当に爆ぜてしまって構わない。

 

  こういうことを綴りだすと恋愛キモイ症候群の末期一歩手前である。もう一息で多分ライフはゼロになり魂を肉体から開放する手段に出る可能性すらある。

 この状態で踏みとどまってコジラセルせると最低でも2年は恋愛が出来なくなるし、恋愛漫画もハーレムものも許せなくなる。残されたのは自我を保つために学術論文や哲学書、老子孫子韓非子クラウゼヴィッツを読んで気を静める毎日を送ることになる。まったくもって恐ろしい病である

 

 ぶっちゃけると!

 

 恋愛キモイ症候群とは略して嫉妬乙! ということである。とにかく恋愛系の話を見たり聞いたりするとイラつくというとんでもない病気である。人類の誰もが感染しているし発症する恐れのある病気でもある。この病気を根本的に治療するのは難しい。無条件に美男美女が対象をワッショイして接待してどんなに盛り上げても治らない可能性が高い。この病にかかってしまうと他人に対して嫉妬深くなってしまうのだ。

 

 こういう末期な症状になることは稀だが、そうなるまえに病院に行くことをお勧めする。「恋愛してる奴キモイな」ーって思いだしたらもう手遅れなのでそうなる前になんらかの対処をおすすめします・・・・・・。

 

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