ねここねの思考手記

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第9話 感想 「オルガから死亡フラグの光が輝いてみえるがそうとう面白くなってきた」

 

  鉄血のオルフェンズは9話で化けた! 

 そうとう面白くなった!

 今回のガンダムに関して、最初はオルガ=ブライト  オーガスアムロ みたいなにファーストのキャラの立ち位置を被らせて視聴していたのですが、ガンダムに任侠スパイスを入れてくるとはビックリだ! アンブルジャン!

 

 8話で宇宙ヤクザの若頭に出会い9話で盃を交わしてしまうというこの展開。面白いと素直に思うしテンポも良かった。 しかし、オルガとフミタンの死亡フラグは更に深いものとなった。 もう、二人は25話までに子供達の糧となってしまうのだろう。

 これはもはや、ガンダムというコンテンツの宿命である。いい人は必ず死ぬの法則には逆らえない。もはやいい人柱という運命がガンダムというコンテンツにはついてまわる。 そんなことを言い出すのは野暮なのかもしれんが、丁寧にフラグを積み重ねる感じがこのガンダムの良さのうちの一つなのだろう。

 

 まあ、そんなことはどうあれ、今回のガンダムは任侠というスパイスを新しく取り入れたガンダムという位置付けになる。 任侠スパイス 有無! 悪くない!そう思うのでした。 

 

 ただね! この女性の発言がひっかかる。 あんま本編関係ないけどね! ひっかかるんだよ!

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「男の度量ってのは愛の量で決まんだよ 男の中には持ってる愛がやたら多い奴がいる。その愛は例え多くの女に分配されても普通の男の愛なんかよりずっとでかくて心も身体も芯の芯から満足できるのさ」

 

「あんたは、ざらざらしたもろこしのパンを独占するのと、とびっきりの極上の肉をみんなで味わうのとどっちがいい?」

 

 いやいや! ちょっと待て! これは不自由な二択という奴じゃないのか? なんというか、自分の立場を肯定するために幸せを確認するためにこういうことを言う大人は尊敬できんなーとついつい思ってしまう。

 

 なんというか、「社畜として一生会社に面倒みてもらうのと、会社を辞めて自由に生きるのとどっちがいい?」 というような二択のようにも聞こえる。

 男の度量が愛? 愛多き男にいい女が集まるのか? このガンダムの任侠の世界ではそうなんだろうが。 現実世界では男の度量は金であることが多い。金を持っている奴のところに女性が集まる。 次にイケメンの元に女性が集まる。 そして金もない、ブサメンは奇跡を待つしかないのだ! と、までは言わないが、なんかそれくらいに酷い発言に思えた僕の脳髄はどこかおかしいのだろうか・・・・・・。

 

 まあ、そんなことはどうあれ、鉄血のオルフェンズは9話でもって化けた感じが見受けられる。なので1話、2話 3話あたりで切ったぜいも是非ともおっかけなおしてみてはいかがだろうか?

 

オルフェンズの涙

オルフェンズの涙