自分、コンプレックスの塊かもしれないと思う、アニメ忍者ねここねで御座る。
自分、久しぶりにNieA_7 という過去の名作アニメを見ていて思うところが出来たで御座るよ。
人間は、劣等感に対して見栄を張ったり、逃げたりすることがあるで御座るなと。
そして、見栄を張らず、逃げたりしたくない劣等感は努力して解決する傾向があると思うて御座る。
劣等感から逃げたり、自分には現状解決できないものは、諦めるに御座る。
劣等感を他人に知られたくない時は見栄を切ったり、張ったりする出ござる。
劣等感に対して、解決したいと思う時、人は努力したり工夫するに御座る。
劣等感を持たない人間は、常に笑って正直でいられると思ったで御座る。
皆様は、NieA_7 というアニメをご存知で御座ろうか?
非常に面白いアニメで御座るので是非視聴する機会があれば見て見ると良いと思うて御座るよ。
このアニメの主人公、茅ヶ崎 まゆ子(ちがさき まゆこ)というキャラは地方の高校を卒業後に上京して浪人生活を送るので御座るが、自分の置かれている経済状況に無理をしているが為に苦労が絶えぬで御座る。
家賃、予備校の費用、日々の生活費のためにバイトしながら、勉強する苦学生の中の苦学生で御座る。
まゆ子ちゃんの目的は志望の大学に入るためで御座り、予備校のテストでは全国でもトップクラスなので御座るが、勉強以外の全てを犠牲にしていたため、周りと自分とを比べて、様々なコンプレックスに悩まされるで御座る。
そのコンプレックスの原因は予備校の友達で御座る。
予備校の友達がきっかけで、コンプレックスを感じるようになってしまったというところで御座ろうか?
まゆ子ちゃんは、基本的に忙しいで御仁で御座る。
朝は新聞配達、
昼は予備校、
夕方も新聞配達、
夜は軽食屋のウェイトレス兼、出前持ち。
そして、深夜は大学受験の勉強である。
だからこそ、上京したての頃は友達を作る時間も暇もなかったで御座る。
自分から予備校の人間に声をかけることもなく、友達が出来ることもなかったので御座るが、予備校で成績がトップクラスということは予備校で目立つ要因である。
そんな彼女に興味を持つ人間が出来るのも無理からぬことで御座った・・・・・・。
まゆ子ちゃんも苦学生のまえに、一人の若者であり、人間。やはり、同世代の友達が欲しいもので御座る。
一人で東京に上京して、成績も上がり、生活は困窮しているとはいえ、ある程度には適応できたところに、屈託ない人当たりの良い人物が接触してきたら、それを無碍にすることは出来ないであろうと思うで御座るよ。
まゆ子ちゃんの予備校の初友人。小松 ちあ紀(こまつ ちあき)嬢
ちあ紀嬢は基本的に明るく、社交的、友達も多い! そして宇宙人に深い興味を持ち、ヲタク的な趣味を持っているので御座る。
まゆ子ちゃんは、宇宙人と同棲しているということもあり、ちあ紀嬢はまゆ子ちゃんに好感と興味の両方を持ってしまうので御座るよ。
好感と興味が湧く人間と仲良くなりたい!
そう思われている人が自分の目の前に現れる。
ボッチにとって、これ程に嬉しいこともないのでは御座らんか?
だからこそ、まゆ子ちゃんもちあ紀嬢と仲良くなるので御座る。
だけども、仲が良くなるということは、付き合いというものが生まれるで御座るな。
そして、友達同士で何げない会話の中に「彼氏いる? 彼氏いない?」なんて話題も当然あるもので御座るよ。
まゆ子ちゃんには、彼氏等いない。いや、作る時間どころか、異性を好きになる時間もないので御座るよ。
忙殺された日々を送っている彼女にとって、この手の話題はまさにコンプレックスとなる話題であろう。
そこに追い打ちとなる「彼氏いないなら 合コンとか行かない!?」友人からの誘いである。
「合コン行かない!?」
この誘い、この言葉!
苦学生のまゆ子ちゃんにとって、どういうものか全く分からない未知のもので御座った。
「合コン」=「コンパ」
コンパとは、仲間と親睦を深めるために行う飲み会のこと。主に日本の学生や若者の使う俗語で、語源はドイツ語: Kompanie、英語: company、フランス語: compagnieなどに由来する。1950年代には「コンパ」という名称のパブも流行した。なお、コンパには、合コン(合同コンパ)、新歓コンパ、追いコン(追い出しコンパ)などの種類がある。
WIKIより
まゆ子ちゃんにどういう説明がなされたかは分からぬところで御座るが、男に飯を奢ってもらって、お喋りするとかその程度の認識であったと推測するで御座る。
まゆ子ちゃんも苦学生のまえに一人の若く健康的な女性である。
異性に興味はあるだろうし、何より、若者としての日常の憧れもある。さらに、誘われた友人の顔を立てるというところもあるで御座ろう。
だけど、まゆ子ちゃんには引っかかるところが御座った。
そして、合コンの女性同士の顔合わせの段階で、まゆ子ちゃんはその引っかかるところに気づいてしまうので御座るよ。
自分がダサいことに!
お洒落じゃないことに!
周りの若者は御洒落(オシャレ)で御座った。
そして、まゆ子ちゃんはお世辞にも御洒落とは言えぬ格好で御座った。
現実的であり、残酷なことである。
僕も、中学生の頃は親が買ってきた服しか着てこなかったので周囲とのファッションセンスの差に気づいた時はそれはも辛かった・・・・・・。
まさに、劣等感を感じる事件で御座るよ!
周囲と比べて自分はお洒落じゃない!、それどころかミスボラシイ! そういった気持ちはまゆ子ちゃんの中で劣等感となり、この合コンに参加しても、自分は惨めになるだけではないか?
そう思ったんで御座ろうなー。
髪型を今風にして、服も着飾ろうか悩むのですが、お金がない! 苦学生ゆえの悲しい経済的事情に御座るよ。
そんな、自分が合コンに行って、劣等感に苛まれるぐらいなら行かないほうが良いと判断してしまうので御座るよ。
しかし、一度行くと約束してしまった手前、そして自分に好感を持つ友人には嫌われたくない、悲しませたくない。そんな思いがギリギリまであり、ギリギリまで悩んだ結果がドタキャンである。
自分が見窄らしいから、お洒落で今時の若者を見たときに尻込みしてしまうのは、凄く良くわかるで御座る。
自分も、若かりし時、アニメや漫画、ゲームにお金をかけ過ぎてお洒落等を気にしない人で御座った。
だけど、友人に合コンに誘われて行きたいと思ったけど、自分はお洒落ではない。そして、行っても二次元的話題しか自分は出来ないで御座る。
そんな、自分が嫌で断ることも多く御座った。
そんな自分が嫌で、劣等感の払拭が動機でクラブやダーツバー、ショットバーで働いていた時期もあったで御座る。
環境を変え、劣等感を払拭するための行動をとった自分は確かに、異性関係やお洒落等の劣等感を払拭できたで御座るが、アニメや二次元に対する愛が低下して行って御座った。
だけど、自分の根っこは二次元好事家で御座る。
地元の、二次元好きの友人に合う度に、二次元に浸れる友人に劣等感を感じ始めるで御座る。
やっぱり、そっちに浸ってるほうが絶対幸せだよなーって思うで御座る。
だから、二次元に舞い戻ったで御座る。
二次元に舞い戻った今でも、異性にモテるや、同性と比べた時に自分はお洒落かどうか? そういう心もないわけではないが、それでも二次元愛が上回るで御座るよ。
ならば両方で両立すればいいと思うて御座るが、それは難しいというかもうやりたくない、いや、もう出来ないで御座る。
何故出来ないかと言えば、最近はそれ程異性にモテるや、同性と比べて時に自分はお洒落かどうか? 等ということを気にしなくなったからだろう。
それよりも、自分より二次元を愛する存在に劣等感を感じるで御座る。
ただ、自分。昔、二次元より、お洒落やモテることに劣等感を抱いた時期は確かに御座った。それは、自分の払拭したい一番の劣等感がそれにあったで御座ると今は思うて御座る。
ひょっとしたら、行動の動機になる1番の要因は劣等感からくるものかもしれぬと、久しぶりにNieA_7を見て思ったで御座る。
自分が何をしたいか?
何を求めているか?
その答えを知りたければ、自分の中の劣等感と向き合って見るのが正解に近づく有効なアプローチかもしれぬと思うで御座るよ。
悩む時、そこには劣等感が隠れていることが多く、その解消のために人は様々な行動をしてしまうのではないで御座ろうか?
とにかく、劣等感がある人間は、それに悩み、それが行動を決める大きな原因になると思うて御座るよ。
しかし、劣等感を持たない宇宙人もいるで御座る。
それがこのアニメのもう一人の主人公。
ニア殿で御座る。
劣等感のない人は劣等感が行動の原因になることがない。
だから、悩むことが基本的ないので御座る。
悩むことがないから、欲望に忠実。
そして、行動の結果に対して素直である。
欲望が満たされぬなら、悔しがり、満たされれば笑う。
単純で御座るがゆえに、自由であり幸せそうで御座る。
自分は常に何かに劣等感を持つがゆえ、悩み、時に自分が幸せかどうか? 何が好きなのかすら悩むで御座る。
だが、劣等感を持たない人はきっと、人と比べたりすることがない。
だから素直に自由に幸せに生きれると自分は思うで御座る。
しかし、人は劣等感を持ってしまう生き物で御座るゆえ、劣等感を持たない人は他人から見たら、宇宙人に見えるのではないで御座ろうか?
劣等感の解決よりも、劣等感を持たぬ生き方を人類が出来れば人類は悩まずに生きていけるのかもしれぬで御座るよ。
しかし、劣等感を持つから人はその解決のために日々成長することが出来るで御座る、上昇志向が強いなら劣等感を持つほうが良いとは思うで御座るが、上昇志向に躓いた時、辛くなった時は、劣等感を捨てるという選択肢も時には必要な技術ではないかと思うので御座る。
捨てることが出来ないのであれば、そこからは逃げるよりは立ち向かう選択肢がベターであり、出来ぬなら逃げる。
けれども、逃げても、劣等感を捨てないと逃げ切れぬゆえ、結局は逃げ続けるか、解決するかの選択肢は付きまとうで御座る。
だが、捨てるという選択肢が増えれば、捨てたぶんだけ身軽になり、幸せになれることもあると自分は思うて御座る。
そういうことを学ばせてくれる、NieA_7というアニメは素晴らしいアニメだと思うので、是非ともオススメしたいで御座る。
ただ、自分が一番に叶えたい目的があるなら、それに関する劣等感以外は全部捨ててしまう方が目的を達成する一番の近道になると思うで御座る。
真に自分が願う目的を達成した人は、輝いて幸せに見えると自分は思うで御座るよ!
だから、つまらぬ劣等感を捨てることが幸せに繋がる最大のアプローチとなるではなかろうかと自分は信じているので御座るよ!
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余談!)
ゴザル語尾ムカツカネ! とか思う人は本当にごめんなさい!!!
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